[論考]人工知能が変える広告・メディアの未来

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FINE編集長の鈴木です。前回はコンテンツ制作と人工知能について書きましたが、今回は広告・メディアの未来について少し議論を広げたいと思います。

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慶應義塾の創立者・福沢諭吉は、「商人は人に知らるること甚だ大切なりと申すべし」と説き、新聞広告の価値を世の中に広めました。その後、ラジオ・テレビと新しいメディアが普及すると、広告コンテンツがつき、人々の購買行動に影響を与えてきました。広告ビジネスは「枠売り」になっていて、多くの人が見ている枠を買って広告を載せるというビジネスモデルが成立しました。

今はソーシャル時代で枠を買わなくても面白いコンテンツと商品を結び付けられれば多くの人に知ってもらえる時代になりました。レモンジーナは土の味?と話題になったレモンジーナは品切れになってしまいました。面白いコンテンツを作ることで枠を手に入れる時代、面白くなければ話題にならず、「人に知らるること」ができない時代になってしまったと言えるでしょう。お金で枠を買う時代から知恵で枠を手に入れる時代になったということです。広告・メディアの肝がコンテンツ制作になったとも言えるかと思います。

この「面白いコンテンツ」を作り続けることが難しいと思います。幻冬舎の見城徹社長は著書の中で売れるコンテンツの4要素として、①オリジナリティ②明解③極端④癒着を上げておられますが、現代人は情報処理の流れが早く、飽きっぽいので、そのようなコンテンツを提供し続けるのが難しくなっています。そのようなコンテンツを作り続けるのは手間がかかり、ビジネス面から見るとコストが高くなってしまいます。人工知能をうまく活用してコストを下げられれば有利ですが、どのように使いこなしていけば良いかはまだ発展途上です。

メンター三田会では、人数が集まればこのようなメディア勉強会を開催したいと考えています。ご興味のある方はFacebookページからお問い合わせください。