女子高生時代に人気勉強サポートアプリSTUGUINを開発したツワモノに聞いてみた

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小学校へのプログラミング教育必修化というニュースがありました。Life is Tech!アプリ甲子園なども開催されており、中高生のプログラミングスキル向上は各所で感じられます。

今回は、人気勉強サポートアプリSTUGUINを高校時代に開発し、現在はSFCに進学した羽柴彩月氏に話を伺いました。

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鈴木:なぜ「STUGUIN」を開発しようと思ったのですか?

羽柴:高校一年生の頃、LINEやTwitterが気になってしまって勉強に集中できないことがよくありました。他の学生さんも経験があると思うんですが、問題を解いていても、詰まるとすぐにiPhoneを触ってしまうんです。自分でも「何とかしたい!」と思っていました。
「Life is Tech!」というITキャンプに参加してiPhoneアプリ開発を始めたのが高1の夏で、この問題を解決するアプリが作れないかなといろいろ考えていました。オリジナルアプリを作れるくらいの技術力もついてきて、「アプリ甲子園に出たい」という思いも重なり、高2の夏から本格的に「STUGUIN」の開発を始めました。

鈴木:開発にあたってどのような課題がありましたか?

羽柴:プログラミングについて質問できる人が身近にいなかったことです。私は地方に住んでいたので、プログラミングを教えてもらえるのは長期休みにあるキャンプの時だけでした。オンラインでの授業も受けていましたが、個人的な質問や深くまで教えてもらうことはあまりできませんでした。

鈴木:どのように克服していきましたか?

羽柴:エラーが出た時にはとにかく調べました。英語のサイトしか出てこないこともあって、プログラミングの基礎知識があまりない私にとってはとても大変でした。でも、自分の期待通りに動いた時は本当に嬉しくて、「やった〜!」と一人で声に出したりしてました(笑)

鈴木:ユーザーが増えてきたときの気持ちは、どうでしたか?(注:STUGUINのユーザー数は8万超)

羽柴:純粋に嬉しかったです。見ず知らずの人のスマホの中で私の書いたコードが走っているというのは、ものすごく誇らしかったです。この前大学の入学式があったんですが、この会場にいる人よりもずっと多くの人たちがSTUGUINを使ってくれているんだと考えて、一人喜びをかみしめていました(笑)
ただ、ユーザーが増えるにつれ不具合などへのクレームも多く届くようになって、「もっと良くしていかなければ」という責任感も生まれました。今では、登録できなかったり通知が届かなかったり重大なバグが発生するとたくさんのお問い合わせがくるので、なるべくそのようなことがないようにメンテナンスしています。

鈴木:今後の展望と実現に向けた課題を教えてください。

羽柴:現在は現実の友達とSTUGUIN上で繋がるという仕組みだったんですが、これからはSTUGUIN内だけのコミュニティが形成できるようにしたいです。具体的にはオススメのユーザーやランキングを表示することで、全く知らない人とも友達になれるような機能を実装します。 お問い合わせ対応が増えてきて一人ではきつくなってきたのでそのサポーターがいてほしいと思ったこともありますが、詳細な使い方やどんなバグがあるか共有するのはコストがかかるのでまだいらないかなと考えています。現在リリースされているAndroid版も私が作ったのですが、何しろAndroidアプリ開発に関して初心者なのでバグがたくさん残ったままでアップデートの方にも手が回りません。なので、Androidに詳しい人に手伝ってもらいたいです。

というわけで、Androidに詳しい人は、ぜひコンタクトしてみてください

課題を克服しやすくする仕組みは何かありそうだなと思いつつ、できたときの喜びはいつの時代も変わらないものだな、と思いました。できた喜びを体感することこそ、中高生時代に味わうべき感覚ではないでしょうか。筆者も中学時代にBASICでゲームを作ったりしていましたが、できたときは嬉しかったのを覚えています。

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