科学者が皆ベンチャーを起こす時代?メタジェン山田CTOがその理由を語る

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4/25に開催されたFINE FORUM「慶應義塾発ベンチャー 成功の法則①鶴岡流イノベーション」で、パネルディスカッションが行われ、白熱した議論が展開されました。その一部をシリーズ化して公開します。

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左から、FINE編集長・研究員の鈴木リュウイチ(筆者)、慶應義塾大学先端生命科学研究所所長の冨田勝氏、Spiber株式会社取締役兼執行役の菅原潤一氏、株式会社メタジェン取締役副社長CTOの山田拓司氏、株式会社メトセラ代表取締役社長の岩宮貴紘氏。

冨田・菅原両氏が異端の発想をしていく秘訣・心がけていることなどを次々と公開していく中、山田氏は「普通でも成果を出せるようにすることに関心がある」と発言。冨田・菅原両氏に対して自身を普通と位置づけ、その中でサイエンスにいかに取り組んでいるかを力説されました。

それに対して、鈴木が、「大学の教員とベンチャーの取締役CTOを兼任しているのは普通なのでしょうか?」と問うた時の山田氏の返答がこちら。

山田:今の時代、5人〜10人の研究員を雇えている大学の先生は稀。でも5~10人の社員を雇っている会社はたくさんある。私はサイエンスに持続的に取り組むために起業した。

冨田氏もこれに同調し、金儲けの為のベンチャーではなく、サイエンス・科学を続けるためのベンチャー起業を研究者たちに推奨しました。確かに社員として研究員を雇えば、博士に雇用を提供できるし、彼らも本来の能力を生かした仕事ができるはずです。研究ベンチャー・サイエンスベンチャーをどんどん生み出す仕組みができれば、日本の色々な問題を解決できると感じました。サイエンスと起業、今まで遠いと思われていた関係が実は非常に近かったということです。

次回、Spiber社の創業者たちが決して仲間割れしない理由が明らかになります。お楽しみに。

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次回、FINE主催イベント「人工知能は世界をどう変えるか」シリコンバレーVCトップらが語る未来、受付中!