【慶應ビジネスコンテスト】断トツで素晴らしかったはずが無冠!その理由とは?

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KBCシリーズ最終回は断トツで本命視され、起業も果たしたJobrainbow。LGBTの就活を支援するサイトです。

他チームから「断トツで素晴らしかった」という評価をされていたこのチーム。私も見ていて、断トツで素晴らしかったと思いました。インタビューにもある通り、彼ら自身も自信満々。ところが、何と彼らは無冠!

彼らなりに結論を出して、糧としたようです。Jobrainbowチームの星氏・五十嵐氏に話を伺いました。

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鈴木:KBCに参加した動機は?

Jobrainbow(以下、JR):以前ビジネスコンテストのTriggerに参加した際、KBC代表の仲川さんにお声掛け頂いたことが最初のきっかけになります。当初は参加するつもりはありませんでしたが、KBCがプロダクト開発ベースの新しい形のビジコンということを知り、プロダクトのローンチを控えていた私達にとって良いチャンスになると考え参加しました。実際にtriggerに参加した際に、ビジネスモデルの甘かった部分をプログラムの中で詰めて頂いたことで、より実現生の高いプランを生み出すことができたこと、そしてプログラムそのものがチームのモチベーションアップに繋がっていたので、KBCにもそういった部分での期待がありました。

鈴木:苦労した点と、どのように克服していったかを教えてください

JR:1つ目に、毎回のLaunchpadや中間報告では、プロダクトそのものを成果物としてもっていく必要があるため、プレゼンでのごまかし等は効かず、毎回の報告会までにどういった進捗状況でいなくてはいけないのか、把握することに苦労しました。 これについては、最終報告会をゴールに、そこまでにどういった要素を揃えておかなくてはいけないのかを考え、いつまでに何をしなくてはならないのかを細かく日程調整し、メンバーにタスクを振り分けることで克服しました。かなり無理なスケジュール感の中、それぞれの報告会でベストなものを出していけたのは、一重にメンバーのおかげだと思っています。 2つ目に、技術的な部分で苦労しました。メンバーのエンジニアがKBCの期間中にあまりコミットできなくなってしまったため、自分達でプロダクトを作っていかなくてはならず、一時は外注を考えましたがそれも頓挫してしまったため、1からプログラミングを学びました。ただ、今後継続的にサービスの運営をしていく上で、痒いところまで手が届く状態にするには、自分たちである程度サイトをカスタマイズしていく必要性があるため、結果的にはベストな選択だったと思います。

鈴木:最終審査の時の気持ち・賞決まったときどんな気持ちでしたか?

JR:最終審査の時点でリリース手間の状態までプロダクトはできており、かつ圧倒的に自分達のプロダクト及びプレゼンが一番であるとの自信はありました。審査本番は落ち着いてプレゼンに臨め、全てを出し切れたと思います。ただ、私達のチームは他チームに比べて圧倒的に勝ちに対する熱量が足りませんでした。KBCに参加したことで、プロダクトをほぼ完成形にまで持ってこれたことに満足し、勝つことよりも、今後のサービス運営に完全に意識が向いていたためだと思います。その結果、賞はひとつも貰えず、壇上では手持ち無沙汰になり、悔しい思いもしましたが、それはそれで必要な経験だったと思います。熱量が無ければ人を動かせないと強く学んだ一瞬でした。

プロダクト・プレゼンは一番だったと思いますが、熱量が足りなかったという彼ら。確かにスマートに決めたという感があり、審査員のフィーリングを捉えることができなかったということでしょう。私が思うに、「他の人がここは賞あげるだろう」と皆が思ってしまい、”自分ならでは”のチームを選んだ結果、本命だった彼らが無冠に終わるという波乱になってしまったのではないかと推測しています。審査も所詮人がしていることなのです。

鈴木:KBCで特に役立った点はどのような点でしたか?

JR:プロダクト開発の手法を学べたのが非常に役に立ちました。リーンの手法を使って、いかにユーザーのニーズに応えたプロダクトを作るのか、プロダクトの仮説検証を行い、リスクを最小限にすることで、いかに継続的にプロダクトを改善し続けるのか等、現在でもチームで大切にしている考え方の基盤ができました。

KBCに恨みを持たれてないかな(笑)と思ってましたが、きちんと糧にして成長を続けるJobrainbow。彼の今後の活躍に期待ですね!

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