AIと法の分科会始動、自動走行を体験してみた

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FINE コンソーシアムでは、テック(FinTech/IoT/AI/自動走行・・・)の体験と、いくつかの業界からの意見を集めて、ビジネスモデルを想定した技術の利用や、ルール策定(法規制)に関する議論を行い発信するAIと法の分科会を開催します。その分科会のリーダーをする弁護士の落合孝文と申します。FinTech協会の事務局や、デジタルヘルス(遠隔診療等)の取り組みを行っています。

3月31日に、AIと法の分科会のプレイベントとして、年度末の日にも関わらず集まった分科会参加希望者の方々と共に、自動走行の研究をされている大前学教授(@新川崎キャンパス)を訪問し、実際に自動走行ができる車に試乗する機会を頂きました。大前教授、ありがとうございました。

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今回参加された皆さんは、初めての自動走行車体験でした。市販車にWindows PCを接続しセンサーを取り付けた程度のシンプルな見た目のものが、自動走行できるということに驚かれていました。自動車の内部はこのような様子です。

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実際に自動車に乗ってみると、手放しでハンドルが動くこと、社内にあるセンサーが、障害物や道の計上をモニターに映し出し、未来の車に乗っているようです。カーブや障害物があったときの滑らかな挙動で、技術力の高さを感じました。ただ、急な飛び出しへの対応等々今後の課題も残っています。

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自動走行車の試乗後に、大前教授からの自動走行技術の過去、現在から未来の見通しについてお話をお聞きしました。その上で、参加者が、技術の観点、ビジネスの観点、法律の観点から自動走行についてのディスカッションを行いました。(写真は何か力説されている宮地事務局長)

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ルールも関わるところで気づき事項を、少しだけ紹介します。

・GPS、道路情報の利用やアップデートの重要性

・道路や市街地の保全の仕組み、より厳密な公道の利用制限が必要か

・センサーや部品が壊れた際の整備・点検が特に重要となること

・完全自動走行(LV4)車となったときに、誰が整備を行い、誰の所有物とするべきか

・ディープラーニングを行えるシステムを組み込むと、事故原因が究明できなくなるので、自動車のシステムとして問題ではないか

・サービスエリア等の歩行者の挙動がわかりやすい場所での、施設からの誘導での自動走行の導入

 

他にも色々とありましたが、自動走行は我が社のビジネスと関係ないのでは?と思いながら参加された方も、自動走行車の技術を体感して、ルールやビジネスモデルを考えることで、少しだけ新事業のヒントになったようです。

また、このようなイベントは毎回レポートをさせて頂きます。今後次回の分科会の告知を行いますので、お楽しみに。